Not only engineers,
but also artists and scientists.
粉体の工学的操作は難しい
粉体の工学的操作は難しい。
粉体は気難しく、声が小さい。私達が耳をそばだてても、
どのように振る舞うつもりなのかほとんど語ってくれません。
そもそも私達が粉体の声を聞く手段も限られていて、
あまりありません。
そのような粉体に私達が振る舞いを仕向けても、
言うことはなかなか聞いてくれません。
そこでまず、コンピュータに粉体を演じてもらうことにしました。
そして私達はコンピュータと対話するのです。
そうしてはじめて私達は粉体に頼み事をすることができるようになります。
Particles’ Parameters Emulation
粉体はソフトマターの一種
物理学でソフトマターと呼ばれる粘土やゴムなどの物体は、それがどのようなものなのかもよく分かっていなかったため、コンピュータ上で再現することも十分できていません。
私達は粉体をソフトマターと捉えていて、ソフトマターの物理を理解しているので、実は粘土やゴムとも対話可能です。
対話の鍵は、役作り(PPE)
コンピュータに粉体を演じてもらうとしたところで、大根役者と対話しても仕方ありません。
その粉体になりきる名優が居てこその対話です。その名優は役作りがうまいからこそ名優としての芝居ができます。だから私達はこの役作りにこだわるのです。
粉体における役作りをPPE(Particles’ Parameters Emulation)と呼び、これをサービスの中核に据えています。
エミュレーションは設計手段の一部であって、
目的ではない
粉体操作の設計は粉体との対話でもって、無理ないことを頼む形で行うしかありません。
その設計の際、エミュレーションは対話のための手段のひとつに過ぎず、
これに偏りすぎることは好ましくありません。
しかしエミュレーションは対話の手段としてはとても重要ですので、これを軽視することもしません。
粉体とはそもそもどのようなものかという
研究がものを言う
依頼や相談を受ける特定に粉体について調べることは重要です。
しかし、普段からそもそも粉体一般とはどのようなものであるのかということについて研究を怠っていて、依頼を受けてから急に始めるのでは、演じることも対話することもおぼつきません。
私達は最先端の物理学研究者でもあり続けることで、どのような相談にも応えられるようにします。
We design business
through powder handling engineering.
エンジニアリング・
コンサルティングの
意義と価値
私達が粉体操作エンジニアリングをサービスとして手掛けるのは、
単に設計技術者にとっての外注先になりたいからということではありません。
設計は企業にとっては付加価値創出の源泉です。その設計を高度化することは、企業が生み出す価値の増加に他なりません。
私達は価値の増大を目論むクライアント企業にとってのパートナーでありたい。そしてクライアント企業の経営そのものを支援したいと考えています。
普段、メーカの事業経営をしている私達だからこそ、できることがあるはずです。